バンド結成のいきさつ

吹奏楽団“夢”事務局
深沢武夫
 以前より、同じ市民バンドに所属していたI氏と「市吹でついていくのもだんだん大変になってきたので、市吹OBバンドでも創ってのんびりやりたいね。」というような会話が弾み、いつの間にか「年金バンド」という名前が歩き始めました。実現したきっかけは、平成12年に「長野県吹奏楽連盟40周年」を迎え、「記念演奏会で演奏したらどうか」という話しから、「始めてみよう」ということになりました。  趣意書を作り、二人の過去・現在のバンド仲間を洗い出し、電話・ファックスをかけまくったのが、平成11年の3月でした。「年金」という歳にはあまりこだわらず、楽器を持っているけれど、第一戦からは退いている人を対象にしました。  平成11年4月24日、まだ正式名はなく、「仮称 年金バンド」として出発しました。初回に集まったのは 5名、3回目の6月は11名、その後も、多くて15名、少ないときは3名という具合でしたが、いつも和気藹々、喜々として楽器にとりついていました。遠くは佐久から、片道1時間をものともせず毎回顔を出す校長先生、市吹引退後5年間全く吹いていなかったというクラリネット、中には、現役でアマチュア団体に参加している人もいますが、「ここで吹くのはとても楽しい」と毎回来てくれる人もいます。  今では、連絡メールを送っている人は、まだ1回も来なくても興味を持ってくれる人も含め150名、演奏会でステージに上がる人が70名もの大所帯となりました。年金受給者はまだ20名ですが、50歳以上の正団員が6割を占めており、平均年齢は55歳になっています。50歳になるとみんなニコニコして会費の1万円を持ってきます。  今後は、中学・高校で吹奏楽から離れてしまい、楽器の錆を気にしている若い人たちの 「社会復帰の場として、中年になって一念発起し管楽器を始めた人の「入門道場」として、また小学生なども含めた多年齢層の「村のバンド」として活動したいと思っています。モットーの「うまくならない!」の旗の下、音が合わなくても、リズムが合わなくても、吹けるところだけ吹いて、音楽できる喜びを味わっていきたいと思います。