コンクール審査所見 2017

5名の審査員の皆様より講評をいただきました。

審査員 A( 技術 6 芸術 7 )
全体のサウンドは柔らかく、厚みがあり良いと思います。弱奏になったり音が薄くなった時の、それぞれの楽器のユニゾンの音程がもっときれいにそろうと良いと思います。 その音符のズレが味になる場合もありますが…。 TPのアタックが少し力んでいるのか、硬く聴こえます。スッと音が自然に出る奏法を考えてみても良いと思います。 木管の音程×。長い音符をどう吹くか、中身がないととても無機的になってしまい、寂しい空気が流れます。 Cl、大きく吹く時、口をゆるめて息を入れると、音も開いて汚い音になりますし、リードミスの原因にもなります。いい意味で口をしめて、いい意味でかんで吹く方がいい音になります。 全体のサウンド、演奏としても、音を上向きに、明るいサウンド感があっても良いと思います。
審査員 B ( 技術 7 芸術 7 )
曲全体ではとてもまとまりがあってよいのですが、音符通りに吹くことが出来たら、さらに一人一人が音楽をすると、色が出てきてよいと思いました。 クラリネットの音色がいいですねー。SAXも人数が多いのに出過ぎてなくてGood。 出だしはTPの人数を少し減らした方がバランスがよかったかも。 のびのびと演奏していたのが印象的でした。
審査員 C( 技術 7 芸術 7 )
冒頭のファンファーレ、堂々としていて良いです。アタックがきつくなってしまうのが残念です。 発音は子音に頼らず母音をしっかり意識することでもっと豊かなサウンドになり、アタックがきつすぎることもなくなると思います。 TPとTbと呼吸の深さや発音のテンションがそろうともっと良いですね。 打楽器も管の人たちと呼吸の深さをそろえることでもっと一体感が生まれると思います。 弱奏の音色や音程をもう少し大切に作られるともっと良くなると思います。
審査員 D ( 技術 6 芸術 7 )
細かいところの難を挙げると…それなりにいろいろあります。 なのですが、聴かせていただいていて、とても暖かな気持ちにさせられました。歌心と演奏する喜びにあふれた、とても素晴らしい演奏だったと思います。 作曲者の立場で申し上げると、各場面の表情は豊かなので、その転換の部分、曲全体を通してどのように聴かせるか、というところに、もう一工夫欲しいように思いました。
審査員 E ( 技術 5 芸術 5 )
とても楽しそうに演奏されていて、好感が持てました。 お一人お一人の奏法が、まだまだ不安定なことや、音程が合いづらいこと、バランスの整理があと一歩なことがあり、残念でした。